イタリアの大学で何を学ぶ?
チャオ!
英語で日記を書き始めた
パニーニです。
最近ではシェアパートの人たちや
留学先の大学の友達と
英語でおしゃべりはできるようになったのですが
まだ、授業やミーティングとなると
厳しいものがあります。。。
留学にくれば勝手に英語が話せるようになる
と思っていたのですが、甘かったです。
もっと英語の勉強に力を注いでいきます!
そして
なぜイタリアに留学しに来たのかと言うと
私はイタリアでデザインの勉強をしています。
(ここから先はデザインの話になります)
デザインドリブンイノベーションという
デザインのアイディアを考えるときに用いる
アプローチ方法の勉強をしています。
日本の大学では人間中心設計に
近い方法でデザインを考えて来ました。
デザインドリブンイノベーションはその考え方と
アプローチ方法が全く逆になります。
簡単に言いますと、
人間中心設計は
外側からのアプローチ
(ユーザー調査やマーケットリサーチが先)
デザインドリブンイノベーションは
内側からのアプローチ
(自分でビジョンを描くのが先)
↑
アイディアを飛ばすっていう表現に近い気がする
前者の考え方は、問題解決のアプローチに適し
後者の考え方は、イノベーションを起こすのに適したアプローチ方法。
したがって、
前者の考え方だと、人々の生活している中にある問題を解決できるようなデザインを提案できる。
後者の考え方だと、人々の生活している中に新しい意味、製品の体験から得られる新しい価値をデザインによって加えることができる。
なぜいまこのような新しい考え方を学ぶ必要があるかというと、
・問題解決のアプローチ方法は今では多くの企業が実践していて、問題解決のアイディアが世に溢れかえってしまっているため、その方法でアイディアを考えても周りに埋もれてしまう。
・最近では人々は物を買うときに"なぜこれを買う必要があるのか” "これを買ったら生活がどう変わるのか” を考えてしまう。つまり、モノの意味や価値を求めるようになってきている。How → Why への変化。
・問題解決のアプローチ方法とイノベーションのアプローチ方法の2つを使えるようになることで、出せるアイディアの幅が広がり、いろいろな要求に対応できるようになる。
・デザイナーが惚れ込んだモノしかユーザーは惚れこめない。
など。
まだ勉強途中なので、ちゃんと全て理解はできていないのですが。
「デザインドリブンイノベーションの代表的な成功例」
・Wii
・AppleのiPodやiPad
・Amazon Dash
・スイス時計のswatch
・PhillipsのCTスキャン
・アロマキャンドル
など
このデザインドリブンイノベーションという考え方を提唱した教授が
今留学している大学先に在籍していて
後期の授業では彼の授業を履修して、
もっとこの考え方について勉強したいと思っています。
今は前期の授業で教えてもらった彼の本を購入して
読んで勉強しています。(結構面白いです)
来週は
このクソ寒い時期に
スイスに一人旅行ってきます。
絶対寒い!!笑
それでは
アリーヴェデルチ!